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未知との遭遇

未知との遭遇

こんばんは。

お待たせしました。

今回は実のあるブログです。

よくあるご相談。

「どうしても私が教えると口調が荒くなってしまう」について。

ほとんどの保護者さん、いやみんながみんな言っています。これ。

みんなが言っているから良いと肯定するわけではありませんが、

家事やら何やらある中でそこを見るとなると、ね。

で、そんな方々にワンポイントアドバイス。

「勉強を教える」という概念、

これは基本的に教育課程を既に乗り越えたからこそ生まれるもの。

最近小学生でも塾を経営しているという話(年長者が年少者に教えているのかも)を聞きましたが、

それは例外であって、

「既に知っているからそれを教えている」行為であります。

その教え方は主にその人が教えられたものを伝承していることでしょう。

それはとても当たり前のことですが、

教える側にとっては「知っている」、

教えられる側にとっては「知らない(厳密には授業でちょっと聞いただけ)」なんですよ。

この対立構造に気づかず(というか立ち返らず)、

教える対象の子どもも、「知っている」ものとして教えようとするから、

ついついイライラしちゃうんでしょう。

だって、子どもは知らないんだから。

そんなことでイライラされても子どもにとっては、

どうしようもない。

本気でやってても分からないのだから。

そう、ここで言いたいのは、

それらの勉強は全て子どもにとっては、

「未知との遭遇」なのであります。

子どもを初めてディズニーランドに連れて行ってあげて、

子どもが「わー!ミッキーだ!」と喜ぶ中で、

「ディズニーなんだからミッキーいるわよ!!」なんて言わないですよね?ですよね?言わないでくださいね?

そんな時は「本当だ!かわいいね!」ということでしょう。

だから、

算数で、「2+4」を「24」としてしまったとしても、

「6に決まってるでしょ!何度言わせるのよ!」というのをこらえて、

「ほらここに+っていうのがあるでしょ。・・・」と優しく噛み砕いてあげてください。

国語で「くつきー」と読んでも、

「クッキーでしょ!!!」なんて言わないでくださいね。

子どもたちにとってこれから学ぶことは全て初回であることを忘れないでください。

そうするとイライラすることなんてなくなることでしょう。

一緒に未知との遭遇を楽しんであげましょう。

そうするとどんな問題にも向き合う子どもになるはずです。

塾長 森

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