日記

3月9日

3月9日

流れる季節の真ん中にふと日の長さを感じます。

今年も歌ってしまいました。

高校や中学では卒業式が執り行われたということで、

ご卒業された皆様おめでとうございます。

小学生の皆さんは、あと1週間残っているとのことなので、

残りの小学校生活を謳歌してください。

光の裏には影があるではないですが、

この学校生活では思うように過ごせなくて、

悔しい想いをした子どもたち、

自分を信じて辛かった過去すら糧にして、

この先花咲かせましょう。

必ずあなたにもチャンスがやってきます。

その気持ちだけ、持っていてください。

その次ももしかしたら、

ものすごく嫌なことがくるかもしれません。

非科学的ですが、

人間に与えられている幸福と不幸の度合いは皆平等と言っている本がありました。

僕は、そんなもの嘘だと思って学生生活を過ごしていました。

20歳になる頃には、

「自分より不幸な人間はいない」と心の底から絶望していました。

それでも今こうやって一人で塾長となっています。

決して順風満帆な生活ではなかったけれど、

こんな風に仕事をしています。

なんなら、自由度はかなり高いです。

だから、今挫けそうなあなたも、

自分と向き合う機会だと思って、

自分はどんな性質なのか?だからダメだ。。とはならないで、

これなら楽しくできるかも!ってことを少しずつ積み上げていけば、

きっと本来の自分に出会えるはずです。

自由っていいなぁって部分だけを動機にすると良くないですよ、

ちゃんと自分のやりたいことが定まっていないと、

自由になってもただ時間を持て余してしまうだけです。

学校の自習の時間を喜ぶけれど、

いざ自習と言われると何をして良いか分からない、そんな感覚です。

そこで、結局授業の方が良いわ、と思うのなら、

自由なスタイルにはあまり向いていないということです。

ちなみに、僕は、クラスのお楽しみ会では、

誰ともグループを組まず、
(みんなグループでやる)

たった一人で、目を二重にする芸のみで勝負しました。

催し物の準備時間が3時間ぐらいありましたが、

もちろん3時間ずっと暇していました。
(今思うとそれを許してくれた学校の先生はすごい。)

先日、Youtubeで卒業式サプライズをやっている学校の動画を見漁りました。

確かにわいわいやっているのですが、

そんな中にも明らかに不服そうな生徒だって紛れています。

表面上はとても良いサプライズと評価しても、

必ず、心に何かを抱えたまま卒業する子どもがいること、

それだけは忘れずにいてあげて欲しいなと思いました。

と、思っていたところ、

現実でも、よくない出来事を起こした人たちが、

意気揚々と学校行事を取り仕切り、

それはおかしいんじゃないかという声を聞きました。

一度の過ちを許さない!!っていうのは、

極論で良くない考えだと思うのですが、

過去に嫌なことをされた側が納得いくよう配慮は必要ですよね。

そういった感覚に乏しい先生は、

もう一度よく考えてみて欲しいですね。

あと、学校の先生になりたい人へ、

あなたは、学校が大好きで先生になるのかもしれないけれど、

そうじゃない人もいます。

それだけはしっかり念頭に置いてください。

クラスみんな・学年みんなと一括りにするのなら、

そういった感覚がないそのような発言をするべきではないと思いますね。

ただ、本当に味方になってくれる先生というのもいます。

集会などであまり威張っていないような先生だったり、

音楽だけの先生だったり、

寄り添ってくれる先生を見つけることが、

学校での居心地の良さを決めるので、

そういった先生を探すのも大切でしょうね。

自分の過去を思い出し、相談を聞いて熱くなってしまいました。

あと、今は沈んだ気持ちでも、

〇〇くんを見返してやろう!!と思うのも、ちょっと違うかなと思います。

見返す相手がネガティヴイメージの相手だと、

自分の心が掻き乱されてしんどいですし、

案外すぐに追い抜かしてしまって、

目標が消失してしまうからです。

だから、自分の原動力にするべきものは、

常に自分の内なるものであるべきです。

よく受験でも「親に言われたから」という志望理由では、

気持ちが入らないというのと同じようなもんです。

うまくいかないことがあるのが人生、

自分の喜ぶことをなるべく見つけてあげましょう。

素敵な先生との出会いも願っています。

瞳を閉じればあなたが
まぶたの裏にいることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私もそうでありたい

塾長 森

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