夏休みが始まって1週間が経とうとしています。
Findに通っている子の中に、
夏休みに対して大きな不安を持っている子どもが。
その子の主張は「夏“休み”なんだから、1学期お疲れ様。良く頑張ったねって宿題なんか出すべきじゃないやん」と。
確かにそれは一理あります。
先日、NHKでも視聴者アンケートをとって議論していました。
(確かその時の保護者を対象としたアンケートでは、宿題肯定派67%:否定派33%でした)
では、本当に宿題がなくても良いのか否か。
基礎学力の維持のためには、
やはり勉強をする習慣を途切れさせてしまうのは一抹の不安がありますよね。
では、宿題をしていれば基礎学力が保たれるのかというと、
宿題を丸写ししている子も相当数いるわけでどれほど役に立っているかは定かではありません。
優等生タイプであっても要領が良すぎてあっという間に終わらせて8月は何も勉強せずに過ごすなんてこともあるでしょう。
結論として、日頃からの習慣がついているか否かに目を向けるべき話題で、
夏休みだからどうのこうのという話では無いのでは無いかと思います。
では、Findでその後どういうやりとりが行われたか。
児「なんでそんなことせなあかんのさ!」
先生「うーん。確かにそういう意見もあるよね」
児「休みたいのに宿題なんて意味わからん!先生たちはそんなことも考えたことないのか!」
先生「そうかもしれないから、聞いてみたら?」
児「よし。市の偉い人のところ行って言ってくるわ」
先生「また結果教えてな」
こんなやりとりで終わりました。
もし本当に決行するのなら、
それはもはや『サマースキル』なるものをちゃちゃっとこなしてしまうよりも、
もっと本質的な「サマースキル」を習得することでしょう。
これまでの慣習に挑む姿勢を持った子どもたちは、
そういったエネルギーでとにかく行動してみて
色々な経験値を積んでいけると最高だと思います。
もちろんその過程で穿った意見や何かに傾倒しかねないので、
保護者さんの助言は必要ですし、
Findに通ってくださっている方には、
その後のフィードバックをしっかり取らせていただく所存であります。
来週何を言ってきてくれるか今からワクワクします。
塾長 森
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