日記

その子に合った○○

その子に合った○○

こんばんは。

華金だろうが関係なく、

今日の昼頃から温めていたブログを書いて週末に向かうことにします。

題名の通り“その子に合った”というフレーズは、

療育(教育)業界では割と使われているかと思います。

例えば、その子に合った課題、その子に合った支援員、などといった具合にです。

この話題を語り尽くせばそれだけで日が昇ること間違いなしなので、

今回は、

その子に合った課題に関してのあれこれについては割愛します。

後者の“その子に合った支援員”

これについて少し筆をとらせてください。

お互いに

子どもが慣れ親しみやすい先生・保育士・支援員等がいるように、

教えての側にも得意としているタイプというものは存在しているでしょう。

これも言うのが憚られますが、

皆さんもこれまでの経験からそう感じることはあるでしょう。

小学校や保育園などの担任は1年間固定となるので、

教える側はオールラウンダーとしての関わりを模索しているはずです。

ところが、私教育である塾や、

療育施設とされる通所型支援の事業所などでは、

なるべく相性の良い支援員を担当に構えて子どもとの関わりを持ってくれるはずです。

そうすることで、

子どもは信頼できる支援員を見つけることができるかもしれません。

それは子どもだけに過ぎず保護者の方にとってもそうであるでしょう。

Findのパラドックス

ここから先は自分で筆を取るのがむず痒いので、

変なところでシャットアウトしたらすみません。

前段の話から行くと、

双方に良い相性というものが存在する。

そういった構図があるからこそ、

事業所では適した担当を選出する、と。

ここにFindのパラドックスが発生します。

そう。

理屈で行くと、

塾長森一人では上手く関われない可能性が高いということです。
(※あなたの塾Findは、塾長一人で授業しています。)

もちろん、そんなことは、開業前から気づいておりました。

というよりも、そうなると感じていたら起業していないでしょう。

芯のあるメタモン

これは、塾長森による、自己PRです。

昔から自分は、

ポケモンに例えるとメタモンだと思っていました。

それは、自分が何をするかまだ決めていない時からです。

そのため、芯がない状態のメタモンは純粋なメタモンに近いので、

自分なんていないんじゃないかとさえ感じていました。

割愛しますが、

いろいろあって自分を見つけることができ、

メタモンをいち特技(特性)として理解した時に、

それが大きく療育者として役立ちました。

Findの一番のセールスポイントとも言えるでしょう。

“その子に合った師”となるべく存在すること。

多分、塾の前で、出てきた子どもに、

「森先生の印象は?」と聞くと十人十色な返答が返ってくるでしょう。

つまり、その子に合った(子どもの性格、特技、趣味、環境、特性、近況・・・)をMIXして、

私がどんな人間として関わることが今後にとってベストかを判断して関わっています。

それが、自分で言うのもなんですが、かなり得意です。

塾とは関係ない友人知人たちに、

「他人の視点に立つのがめちゃ上手いし、早いよな」という旨を言われることも多いです。

これを言われることが一番嬉しいかもしれません。

今では自然ですが、

事業所で勤めていた時には、

それを意識して習得した感覚だったので他者から評価をいただけるのはとても嬉しいです。

そして「先生」ではなく「師」としたのは、

前々からあまり「先生」ではないよなと自分の中で腑に落ちない部分があって、

NARUTOにおける自来也だったり、

ONE PIECEにおけるレイリーのような存在なのではないか?

と少年(ジャンプ)の心を忘れないおじさんの胸の中でストンと落ちる言葉として「師」としました。

決して、

子どもに対して自分の全てが正しいと教えるような存在になりたいわけではなく、

子どもが将来独り立ちする時に、

私との関わりが要所要所で効いてくれば良いな、

それぞれにとってのそんな存在になれるように、

その子にとってのベストな関わりを意識しています。

過去の苦悩

“その子に合った支援員”として存在していた時代が私にもあります。
(厳密には、自分は、別にどの子どもでもそうあれると思っていたのに、他者評価によりそう位置づけられていた)

その時の苦悩は、

あまりにも子どもや保護者さんに、

「療育者森」がベストであると思っていただくと、

「療育者森」としか活動しない状況になる可能性が高まると言ったことに対してです。

実際、私は、そこまで主張していないのに、

周りにそう言った声をかけられると、

そのような先入観が強まってしまうケースが多くありました。

この場合の問題点は、

もし、

①「療育者森」がいなくなった場合にどうするのか?
②「療育者森」だからするだろうといった表面的でしかない見方
③子どもが待ちのスタンスになってしまう

Findに通塾されている方や長年読者でいてくださっている方などは、

ある程度どう言ったことを意味しているのか理解してくださるのではないでしょうか。

森はメタモンである以前に、

「待ち」のスタンスを取る療育者であります。

つまり、子ども本来の状態を遺憾無く発揮してもらってからこそ、

自分のメタモンスキルが発動するわけです。

それなのに、

“その子に合った支援員”であると、

必要以上に先手を打つ必要が出てきたり、

子どもにこの人はこういう人かと上べだけで見切られてしまうかもしれません。

「療育者森」としての型が出来上がってしまっていたかもしれません。

“その子に合った師”としては、塾長森との時間をその子の一部に取り入れてもらえたら、それで大成功というスタンスです。

私がいないと何もできないといった状態にはならないように、関わることを非常に大切な核として意識しています。

療育者へ

現在“その子に合った支援員”として頑張られている方、

それはそれでとても誰かのためになっていることは間違いないです。

ただ、違ったタイプの子どもとも意欲的に関わってみてください。

口で言うほど簡単ではないことは、

重々承知ですが、是非とももうひとステップしたい人は挑戦してみてください。

Findの強み自慢の体裁でしたが、

私のような感覚の療育者がもっと増えてくれたら面白いことになりそうだなと思っているので、

実は、療育者サイドの底上げを期待してのブログでした。

多くの療育者、教育者に刺され!!!!!

p.s.このブログ正午に思いついて珍しく勢いで書き切らずに授業終了後まで持ち越して書き出したらなんと1時間経過。ここまでの超大作は過去にもなかったかと思うので、純度高いです。反動で次のブログがなかなか上がらなくてもご容赦ください。

塾長 森

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