以前にもお話ししましたがF1好きでして、
今年の戦いもあと1戦なのですが、
先日行われたカタールGPのレース後の選手インタビューで、
勉強になる言葉があったので、
ついブログにしたくなりました。
最高ではなかったが、最善だった
マクラーレンに乗っていてチャンピオン争いをしていたランド・ノリス選手の言葉ですが、
(2024年ワールドチャンピオンは、4年連続レッドブルのマックス・フェルスタッペン選手になりました)
世界の超級のアスリートもこの発想を持っていることを知れたこと、
ましてやレーサーという競うことが職業なのに、
そうやって割り切って次を向いていること、
さらにはレース直後のインタビューにも関わらず、
客観的にかつポジティブに分析できている精度の高さに感嘆せずにはいられませんでした。
このマインドはぼくも常日頃から意識しているものです。
Findではその子に合わせて幾つかの課題を設定して1時間内でこなせたら最高だな、
というラインを設定していますが、
入室時の様子やその日の様子を保護者様からお聞きして、
今日は最高ではなく最善を目指そうと切り替えることがあります。
そうすることで無理に“させる”というロックが外れて柔軟に動けるようになります。
習い事と来ていただいているのに、
なぜ最高を目指さない!!と言われるかもしれませんが、
見学時や体験時に、もし気分が乗っていなかったら無理やりさせようとは思わないと皆様に伝えております。
それで了承いただいている方が通所していただいているわけですし、
そもそも気分が低下している状況下で、
こちらで活動を強いるようなことをして好転した試しがないです。
その場で好転することがないのはもちろん、
その後の体調にも影響が出る可能性が高いからです。
ただ、習い事の場合、
最高の結果を残し続けたいと考えて、
(最高を出し続けないと客離れが進むと考え)
叱咤激励のもと活動を促したりしたくなるのではないでしょうか。
その逆で、
最初から最高を求めないスタイル?というか、
プロ意識に欠けたようなのもどうかと思いますが、
プランA、プランB、プランCと常に脳内に選択肢を持った上で、
瞬時に切り替えていくF1レーサーの俯瞰力とセルフマネジメント力を見て、
大きな学びを得ることができました。
自分が惹かれて好きになった趣味とかって、
そのもの自体が好きはもちろんですが、
付随する部分にも自分好みが隠れていたりするので、
いろんな角度からフォーカスすることもオススメしますよ。
例えばアニメが好きな子どもだったら、
そのキャラが可愛いからカッコいいからだけでなく、
別の理由があるのかも?と深掘りしてみたりするのも良いでしょう。
モノづくりが好きな人なら材料や製法、
パソコンなどのガジェットが好きなら、
どのメーカーのどう言った部分が好きで、
それにはこのような利点があるから、
など紐解いていくことで、
自分の日常での思考法などにヒントがもらえるかもしれませんよ。
塾長 森
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