
こんにちは。
うまく新年度の波に乗れている子がいる一方で、
新しいクラスに馴染めなかったり、
新しい先生のことを完全に信頼できていなかったりで、
どうもうまく波に乗れていない子たちもいます。
なぜ?①
まず、
不安感が強い子たちは、
見通しのある無しで心境が大きく変わります。
それに加えて、
学年も上がってきていることから、
以前より細かい指示をしてくれなくなってきていることも予想され、
さらに不安が加速しやすい条件になっているのでしょう。
これまで経験したことから少しでも外れたパターンになってしまうと、
一気にパニック状態に陥って、
学校という環境が不安の塊になってしまうのです。
解決法①
学校での様子を文字起こししてあげることが効果的です。
自分の気持ちを理解することが苦手な子達は、
文字として事実を起こしていくことで、
その奥に潜んでいる心情に触れやすくなるのです。
ご家庭では宿題をさせるより先に、
今日はどんなことがあったのかを紙やホワイトボードに書き取りながら、
カウンセリングのようなことをしてあげると少しずつ不安の種が減っていくと思います。
なぜ?②
“昨年度まで仲良かった子達は、
別のクラスになってももう誰かと遊んでいる”
これによって、
シンプルに寂しい気持ちを抱えると同時に、
あの子たちのようにうまく溶け込んでいけない自分に苛立ちを覚えることもあると思います。
そんな時に、
自暴自棄になって、
自分はダメなんだと思わずに、
冷静に周りを見る力、
同じように悩んでいる子がいるのでは?
あの子たちはどうしてそんな風に遊べているの?
と分析する力を発動させる方にスイッチしてほしいです。
解決法②
まずは、落ち着くことです。
居心地が悪くなってしまったり、
みんなが外に出て行ってしまったり、
そういったことが予想されますが、
まずは、冷静に自分を保てる活動をする。
例えば、本を読んだり、絵を描いたり。
休み時間の自由タイムは難しくても、
班活動があったり、
係や委員に選ばれたり、
そこから友だちになれることだってあります。
チャンスはどこにでも転がっているんだと冷静になることが大切です。
これも、考えているだけでは難しいのなら、
計画を文字起こしして、
目に見える形で保管しておくと、
心の安定剤になるのでは無いでしょうか。
冷静に道徳問題をこなしていけるFind生たちは、
きっと素晴らしい分析力を持っているはずです。
塾長森を探せ
新年度が始まると、
塾長森のようなタイプは、
活動的になっているはずです。
固定のメンバーで遊んでいない。
いろんなところに顔を出している。
そんなクラスメイトを見つけてみましょう。
塾長森は学生時代、
クラスが替わるたびに、
その一年で一番よく喋った相手が変わっていました。
クラス替えの意義ってそこにあると感じていたので、
なるべく前のクラスで接してこなかった人と喋るようにしていたんですね。
そこから派生して、
去年は静かなキャラだったのに、
今年はあそことあそこがつるむんだ!とかいう発見をしては一人で分析していました。
多分、そんな子どもが各学校50人に1人ぐらいはいるでしょう。
そんな人を見つけると、
困った時には、頼れるはずなので、
ぜひ探してほしいなと思います。
塾長 森
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