日記

自分も他人も

自分も他人も

もうすぐ2学期が始まります。

始業式がある。

学校に行かなければならない。

行きたくないけど行かなきゃいけない。

行かなきゃいけないけど行きたくない。

どんどんそんな気持ちが高まっているのではないでしょうか。

学校が大好きな子もいれば

学校が大嫌いだと言う子もいます。

どっちでもないという子もいると思います。

行きたくなくて行き詰まっている子に大事なのは、

学校が嫌いなのは、

何も自分だけではないこと。

同じ学校内にもたくさんいるし、

全国にはそういった子はめちゃくちゃたくさんいます。

学校に行くぞ!と気持ちを奮い立たせることができるのか?

自分は、そういうタイプではないと判断したのなら、

誰かに話して軽減することをオススメします。

どういった理由で学校が嫌なのか?

では、学校に行かない選択をした代わりに、

自分はどうやって過ごすプランなのか?

これを明確に言えるのならそれで良いと思います。
(いじめなど外的要因で、いけなくなった場合は別)

いじめなどの要因があるのなら、

信頼できる人になるべく多くのことを話して、

問題解決する必要があるでしょう。

そんなことも考えたくないと言う気持ちにもなるかもしれませんが、

この先を考える上でもなるべく話した方が良いと思います。

それから、

人間なのですから、

ずっと完璧な人間というのはいません。

必ずどこかで、

緩んでいるはずですし、

完璧でいようとしすぎる人ほど、

疲れてしまう傾向があります。

自分で自分を期待しすぎたり、

こういなきゃいけないと思いすぎる傾向のある子には、

Findではもっと砕けるように指導しています。

常に高得点を取らなきゃいけないという呪縛に入ってしまっている子に対しても、

そんなに苦しむなら、

勉強しない方が良いじゃないかとアドバイスをします。

どうしても達成したい目標があって、

なりたい自分像が明確にあって、

必要な努力であれば話は別ですが。

そうでないなら、

“誰かに言われた自分を目指す不毛な時間”なので、

やめておいた方が良いでしょう。

自分の身の回りにも、

高学歴でも社会に出てから人生の目標を見失っている人をたくさん見ます。

現代はYouTubeなどで、

いろんな経歴の方の自分語りを視聴することもできます。

ある程度エンタメ要素があるでしょうが、

一見、華やかな道を辿ってきた人でも、

就職以降の悩みなど吐露している動画を見ると、

色々考えさせられることがあります。

何が言いたいかというと

気負いすぎるなということです。

譲れない矜持(きょうじ)があることは良いことですが、

日常で起こる全てのことに、

矜持を持たないことですね。

そんなことよりは、

全てのことに感謝の気持ちを持つ方がよっぽど成長します。

そして、

自分だけじゃなく、

常にテストで上位にいるあの子も、

運動神経抜群のあの子にも、

悩みがあって、

みんなできないことがある。

そんな当たり前のことを理解して過ごす術を身につけるだけで、

生きにくい世の中も少しは生きやすくなるかもしれません。

塾長 森

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