日記

子どもたちはよく見ている

子どもたちはよく見ている

こんにちは。

運動会が終わったり、

文化祭が終わったりと、

一大イベントが終わったことで、

気の緩みも出たところに、

急激な冷え込みがあってか、

体調不良の声が多く聞こえてきました。

こんな時は、

必要以上に寝て、

必要以上に暖かくしておくぐらいがちょうど良いんじゃないかと思っています。

2学期の折り返し地点、

なるべくダメージは最小で耐えたいですね。

子どもたちはよく見ている

突然ですが、

僕が子どもたちに言われた経験から、

子どもたちが見ていることランキングを発表します。

1位 髪が伸びている(切った)
2位 眠そう
3位 疲れてそう

です。

それにより、

子どもたちから投げ掛けられる言葉ランキングも発表します。

1位 なんかあったの?
2位 疲れてるのに、大変やな
3位 何時まで仕事あるの?

つまり、

彼ら彼女らは、

とても他人のことを見ています。

そして、

それは結構合っていることが多いです。

言い換えると、

感受性が豊かである。

そして、

勘違いされがちですが、

空気を察知するのが、

かなり得意だということです。

他人の状況を捉えることは得意ですが、

その場にあった語彙選択でミスをしてしまうことが、

コミュニケーションの苦手さと捉えられるのではないかと思うほどです。

つまり、

語彙力を優先的につけていくと、

苦手感を抱いているコミュニケーション能力も向上することになるのではないかと思っています。

他人のことをよく見ているのに、

表出で失敗したことから苦手になる。

実はクラスのことを誰よりも見ているのに、

参加する勇気がどんどんなくなってしまうケースがあるのではないかと思います。

結果として、

一人でも完結できる遊びに興味が広がっていく側面もあると思います。

実際、

それが本当に好きなこともケースもあるでしょうが、

少なくともFindに来ている子は、

全員、人とコミュニケーションをとるのが好きでしょう。

言葉をうまく話せない子も、

おしゃべりが好きな子も、

全員、Find内では喋ってくれますし、

ものすごく目を見てくれます。

だから、

僕の変化にも敏感に気づくわけです。

しかし、

やっぱり言葉選びを失敗することがあります。

そんな時。

僕は、

失敗していることをしっかり指摘します。

多分、

大人は汲み取れるので、

大人側の中で変換して会話をスムーズに繋げるのでしょうが、

僕は、同年代の子の感覚で、

わざと分からないフリをします。

ここが、

大きな成長ポイントです。

もちろん、

それにより、

その子が怒ってしまったり、

もういいやとなることもありますが、

例えそれが何ヶ月かかっても、

本人が違う言葉を模索するように、

働きかけることを忘れません。

よくFindのフィードバックで、

”今日はおしゃべりが多くてなかなか進みませんでした”と伝えることがありますが、

こちらで解釈すればもっと円滑に済む会話を、

わざわざ分からないフリしているので、

そんなことになるのです。

時間がない時は、

そこまで解説せずにフィードバックしてしまっていますが、

大体いつもこんなことをしています。

そうした先に、

語彙力が身につき、

Find外でも話しかけようと思ってくれると信じているからです。

外でそのように喋るには、

さらに年月がかかるでしょうが、

高校生になってから、

友達とも喋れるようになった子も見ているので、

その時が来てくれることを信じる気持ちは揺らぎません。

一朝一夕で変わるようなことではないですが、

日頃の会話から意識してもらえると、

もっと加速すると思います。

塾長 森

URL
TBURL

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

Return Top