
こんにちは。
また一段と冷え込んできましたね。
各地で紅葉も加速するのではないでしょうか。
季節感を肌で感じるために、
お時間がある方は、
紅葉を観に行かれたりすると良いかもしれませんね。
怒らない
Findでは、
極力、子ども自身での成長を促すような関わりをとっています。
ところが、
やはり大人が介入しなければいけないことは存在します。
「怒らない」教育。
こういった言葉はみなさん聞き馴染みがあるかもしれません。
誰だって怒らず子育てしたいですし、
誰だって怒られたくはないですよね。
だからと言って、
怒る時間が0分のまま育てるというのは不可能ですし、
本当に危険なことや、
間違った学習(勉強ではなく、ルールなど)をしているのならば、
誠意を持って真剣に伝えることが大切です。
感情任せに怒鳴るのはナンセンスですが、
真摯に目を見てトーンを下げて訴えかけることを、
Findでも実践することがあります。
その時の注意点ですが、
①自尊心を下げるようなことは言わない
②端的に伝わりやすいよう
③そのことについて何度も注意しない(同日に)
上記の3点が挙げられます。
子どもたちは、
「怒られた」と言う事実だけが残りやすい特性もあるので、
1つの事象に対して、
どうして先生がこんなことを言っているのかを、
分かりやすく分解して解説することもセットです。
また、
いつもと違った様子で注意されることで、
その日の意欲が減退してしまう子もいるので、
そういった時は、
別日の落ち着いた時に、
その時の事象のようなケース問題を作りSSTをするなどして学習します。
『これ僕のことみたいやん』『こんなことを言った時もありました』など、
子どもの方から聞かれてきたら、
それは良い学習につながっていることでしょう。
ここでも、
しつこく追求しすぎると、
単純に鬱陶しがられて嫌われてしまいますので、
こちらはブレないスタンスを保つことが肝です。
ご家庭で、
注意したことで、
子どもが泣いてしまったとして、
“なんか申し訳ないことをした””自己嫌悪に陥る”などということもあるかと思いますが、
感情的になってしまった場合は、
次回はもう少し冷静に注意しようと心がければ良いですし、
もし今回、
冷静に注意できたのに子どもが泣いてしまった、
と気に止むことはないでしょう。
ここで心変わりして、
子どもに擦り寄る行動をすると、
(寄り添いではないので注意)
子どもの感情の混乱を招きカオスになるので、
かなり注意していただきたいです。
しっかり理屈が通った注意ができたのなら、
毅然とした態度でその時間は過ごすべきです。
意固地になって、
その日の終わりまでその態度を取る必要もないので、
ここも要注意です。
そして、
子どもが注意された内容をうまく実行できた時には、
子どもを(自分も)しっかり褒めてあげることが大切です。
注意したなら、
次回同じようなケースが起こることを予想して、
その時に、しっかり観察していることが大切です。
子どもは、
小学校などで、
色んな他児の様子や、
それに対する先生たちの対応を観察しており、
どんどん色んな変化を見せてきます。
しかし、
軸には幼少期にあったその子自身の姿があるはずですので、
過去の様子もしっかり振り返りながら適切な対応ができるように、
心構えをしておくと良いかもしれませんね。
塾長 森
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