最近頻繁に思うことがある。
私はただただ勉強を教えることが苦手だ。
というより、順位を競ったりすることに、
おもしろさを感じられないのかもしれない。
では何のために塾をしているのか。
私は子どもが社会に出ても迷わないように、
自分の強みを知り、
逆に弱みに対してはどんなツールを駆使して立ち向かっていくかということを教えたいだけなのだ。
一部の読者の方には衝撃的な告白かもしれない。
子どもの成績を上げる気はないのかよ!
と憤慨されかねないかもしれない。
別に勉強を教える気がないわけではない。
勉強という学生最大の壁を突破するために試行錯誤することで、
将来への自分の糧として欲しいという想いが強いというだけだ。
見極め
未だ少人数での授業展開が続くこともあって、
現在、塾生1人に対して講師2人で対応している。
そういった場合、
授業を中野先生に進めてもらい、
私は生徒の様子を見極めることに重点を置く。
どういうところが詰まるのか、
どういうところでスラスラ解けるのか。
例えば、視覚的にはとても強いようだが、
聴覚がついてきていない。
だとか、これまでは自分の暗記力頼りで何とかこなしていたが、
どうにも英語は覚える力だけでは、
数が多すぎてどうにもならない。
といった場合に、強みを生かしたサポートに舵をとっていく。
(弱点を補おうとしすぎると、逆に負の強化になることが予想される)
そこを見極めることが、
問題解決に近道であると感じるし、
生きる力にも繋がると信じる。
まさに、Findは子どもたちのプロデューサーなのかもしれない。
未だ手探りの部分も残っている私たちをどうか温かく見守っていただけると幸いです。
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ちなみに、今日はいつもと違う口調になってしまいましたね。
たまにはそんな日もありかな。
塾長 森
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