以前もお話ししましたが、

僕はあまり未来的な話をするのが苦手です。

起業をするにあたっても多くの方が

具体的目標を決めた方が良いとか、

３年でどのようになっているか想定しなさいだとか。

 

そもそもどうして未来が確約されていると思うのか、

と思ってしまうわけです。

変なとこ哲学的なんですよね。

 

 

最近『学校に行きたくない君へ』という著書に

目的を明確にしなくても良いと語られている方がいました。

私もこれには賛成です。

 

よく学校へ行きたくないという子に対してどうすれば良いかと

相談されることがあるのですが、

あまり教師らしい返しができている気はしていません（笑）

 

だって行きたくないものは仕方ないから。

本人が行きたくなるタイミングを願うしかない。

それこそ早く義務教育の期間が過ぎ去るのを待つしかない。

 

学校に置き換えても

もちろん子どものタイプによりますが、

学校自体への価値が見出せないなら、

無理に目標を作ることはマイナスになるのでしょう。

 

 

 

そんな中で、

昨日、嵐が休止するという驚きのニュースがありましたよね。

あの国民的スターでも

一個人として色々な想いがあるわけです。

 

会見を見ましたが、

リーダーの判断がどれほどの勇気がいることだったか、

そしてそれを真摯に受け止めるメンバーの度量には感服です。

 

 

個人的に驚きなのは、

これから２年という期限を設けて活動をするとあって、

どんな心境で進むのかな、ということです。

 

昨年から続くツアーは壮大なものですし、

TVにも５人で楽しい姿を見せてくれるわけですから。

 

現在の僕にはたどり着けない境地に彼らはいるのだなとつくづく感じたとともに、

アイドルの偉大さにさらに感銘を受けました。

 

 

 

僕はというと、

１日１時間１分１秒が不変ではないということを再認識し、

「現在（いま）」をより意識して暮らして行こうと思いました。

 

変に自分にプレッシャをかけ続けるのも毒ですよね。

だって、生きているだけで丸儲けなのですから。
（明石家さんまリスペクト）

 

 

塾長　森