こんばんは。
師走は忙しいという言葉そのままに、
ここまでノンストップで走っていたら、
もう半月を過ぎようとしていました。
そんな中ふと、ブログネタが舞い降りたので。
ここFindでは、小学校からの受講という形を取らせて頂いていますが、
小学1年生からの入塾もありがたいことに多々ございます。
小1からの塾利用ってどうなの?
なんて、お考えの方もいらっしゃることと存じますので、
お話しさせていただきます。
授業内容としましては、
一人一人に合わせる形態のため、
バラバラなのですが、
学習・模倣・ルール遊び等幅広く展開しております。
タイトルにあるように、
早期から療育授業を受けることの利点について、
「勉強が分かるようになった」ということもあるかもしれませんが、
一番大きいのは、
「課題に向き合う姿勢が形成される機会が多くなること」だと思っています。
塾内では、1時間しかありませんが、
その中で、自分の得意なこと・苦手なことに触れ、
それについて感じ、行動することそのものが、
子どもにとっての成長となっています。
それは、一年生のうちは、
拒絶感が強く出ていても、
二年生、三年生となっていくにつれて、
自身で代替案を提案できたり、
気持ちをコントロールして、
終了後に楽しみをとっておいたり、
段々と自分自身のことが分かってくるようになり、
次第に円滑な授業が進められるようになります。
しかし、この早期療育で気をつけたいのは、
「これをしなければ〜ない」という言い回しです。
これを使うと、
まあ大体が子どもに拒絶されることかと思いますが、
子どもが承諾した方が実は問題であると考えています。
なぜかというと、
半ば脅迫観念に押しつぶされてしまうからです。
このやりとりを連続すると、
子どもの心情として、
どんな状態であっても、
これをやらなきゃいけない。
逃げちゃダメだ。となってしまい、
抱え込みすぎてしまうからです。
そうなると、
周りの人に頼ることを忘れて、
自分一人でパニックを起こしたり、
自己肯定感の低下にも繋がります。
早くから、療育的な機会に触れることは望ましいですが、
何事においても、「適度さ」は大切ですね。
今夜から雪予報もあるので、
皆さま温かくしてお過ごしくださいませ。
塾長 森
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