日記

旅路は永遠の彼方

旅路は永遠の彼方

こんにちは。

授業前に投稿するパターンはあまりありませんが、不意に書きたくなったので。

今週は良い天気が続いてGW日和となって本当に良かったですね。

少し外に出かけてみたりしてリフレッシュできたでしょうか。

放デイでもピクニック的な余暇活動を入れてもらえていることかと思います。

自分とは?

以前受けた発達障害児に対するセミナーで、講師の医師が発達障害であることを本人にどのタイミングで教えるべきかとの問いに対して「なるべく早く、できれば今」と答えられていました。

それを聞いて僕の中で色々反芻して、今言うことで本人に与える負荷は増えないのかな?とあれこれ考えてみて、後々知ってそれまでの人生で無理してしまっていたことの蓄積で精神的肉体的疲労を後悔するなら、先に教えてあげた方が良いかもなと思っていました。

そしてたった今読んでいたニーチェさんの本に、“自分の弱さと欠点を知っておく”という一節がありました。(『漂白者とその影』)

いわく、できればみんな自分の弱いところから目を背けたいものだが、そうでない人ほど強くなれるといったような内容です。

それをみて、

どんなことでも先延ばしにしても結局いつかは着手しなければいけない日が来るわけで、次のステップに進むためには、なるべく早くに向き合った方が良いのは当然だよな、と感じました。

その一節から先に述べましたセミナーでのやりとりが想起されました。

人間誰でも自分の弱みや欠点を持ち合わせていることと思います。

俗っぽい言い方ですと、よく笑う人ほど苦労を乗り越えた人、とも言われるぐらいです。

自分のことを本当に知ること自体が一生の課題であると考えている僕ですが、日々湧き出る小さな課題から目を逸らさず向き合い続けていくことの連続性が何より大切なのかなと感じました。

本物の自分に出会う旅路は永遠の彼方、なんですね。

最近なんだかこのブログが塾のブログというより、僕の読書感想文プラットホーム化していますが、皆様にも日常のあれこれを思い起こして噛み砕いていただける場になればなという意図で書かせてもらっております。

では、本日もよろしくお願いします。

塾長 森

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