日記

自己形成

自己形成

今日も良い天気ですね〜

気分も晴れ晴れですよね!

朝から体力仕事をしながらほかごとを考えていたら、また書きたくなってきたので。

頑固・職人気質

最近好んで、哲学書を読んで自分の意思や自己についてあれこれ考えているわけなんですけれど。

自分の軸が形成されていく反面、それが凝り固まりすぎて柔軟性を失うことについてももう一度考え直さなきゃいけないな、思いました。

職人気質と言われる次元まで認められればそれは一種のステータスですが、なかなか日常生活ではそうはいかないですし、やはり一方向に限定されてしまうことがあるのではないかと思います。

自分の軸として一つの解を持つことは非常に良いことでしょうが、やはり他の意見を柔軟に受け入れることも大切ですよね。

社会の中で

「何かができないから得意なことを伸ばす」理論はよくあることで、能動的に活動する第一歩として正解であると思いますが、やはり”社会”という中に入る中でそれだけでは難しい面もある。

社会には秩序や制度が存在していますから。

逆に、社会の制度に言われるがままに溶け込むことが正解とも思えません。

秩序や制度を作る側と作られた側の立場が存在する以上、食い違うこともあるはずだからです。

お店のルールに合わなければ、そこには行かないようにすれば良いだけですが、もっと大枠で定められていることから逃れ続けることは難しいですよね。

何が言いたいかというと、それらが学校現場や療育現場にも発生しているということです。

当然疑問に思うことは話し合った方が良いわけです。

その時に、こちらが凝り固まった姿勢をすぎると話し合いはなかなか進まないものです。

意見を伝えつつ聞き手としての態度もしっかり弁えた方が良いでしょう。

これは一例にすぎませんが、とにかく僕がよくいう塩梅という概念は日常のどんなシーンでも大切になるわけです。

子ども視点

またしてもやや脱線気味ですが、

本線に戻すと、自分を固めすぎることで、思い込みが発生し、それが返って自分を苦しめることにもなります。

前回のブログにも通じることですが、自分の弱みを知ることは第一歩として大切なことですが、それを「自分」の定義に押し込みすぎては苦しいというわけです。

子どもたちがよく「自分は◯◯が苦手だから」と言います。

それに対して「じゃあ、他の得意なことをいっぱい調べたら良いやん、あと別に今はそう思っているだけで、いつか得意になるかもしれないし、決めつきすぎもよくないで」と助言します。第一歩から第二歩目の示唆も伝えてあげています。

好きなピアノを追求するには拍数などの概念で数字、分数につながることもあるでしょうし、歴史を調べてみたら意外と面白いと感じるかもしれません。

美術にしてもその当時の歴史背景を知ることで見え方は全く違ってくるでしょうし、好きなアニメが題材にしている史実を知っていくことも楽しく感じるかもしれません。

好きなもの中にも次の一歩は含められています。

少し厳しい言い方をすると、何かを突き止めるとは、ただ一つの要素だけでは実は難しいことが多いのです。

見える形でわかりやすいのがアスリートと呼ばれる方達ですが、

あの方達は自分を追求するために本当に色々な知識を身につけられています。

スポンサーの獲得なども大切な仕事になるのでコミュニケーション能力の向上も必要となります。

自分は何か特化した才能があるけど、それを世に広める力がなければ誰も見向きもしてくれません。

そういった時に必要なのが、誰かに頼る力だったり自己マネジメント能力です。

だから、僕は子どもたちが何かに対して第一歩を踏み出したのなら本気でサポートしてあげたいと思います。

それはどんなことに対してでもそう感じています。

そしてそれを身につけるための第二段階が柔軟性を高めることにあると思います。

その結果で、職人気質で全て自分で頑張るというのなら、それはそれです。

取り組んでみて見えたものならそれは尊重してあげるべきでしょう。

これは、僕の教育観・療育観につながるのですが、やる前から決めつけてしまう傾向は憂いています。

とにかくトライしてみること。

だけど、エラーが厳しい状態ならそれは支援が必要。

将来的に少しずつエラーも受け入れられるようになれば良いこと、だと思います。

かなり理想的な持論ですが、一人一人に丁寧に関わる気持ちがあればできないことではないと思います。

組織の中に入ると大枠で捉えた制度で、”支援”と名乗って始めから挑戦する機会がもらえないこともあると思います。

それは本質的な”支援”ではないですね。

まとめ

このように深掘りして一つずつ解釈を加えていくと物事は何かしら繋がっています。

主義主張も良いですが、対岸に立つことも時として大切なことだと思います。

類は友を呼ぶのです。自分から類を決めつけて寄っていくものではないでしょう。

『ONE PIECE』でも、ルフィの仲間には自分からすり寄ってきたクルーはいないではありませんか。

みんな偶然の必然で引き寄せられていますよね。

そうやって自分や周りを築き上げていけば良いのではないでしょうか。

今回のブログもご家庭での実践などではあまり使えない内容になってしまいましたが、ご一読くださりありがとうございました。

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