こんにちは。
非常に間を空けてしまいました。
最近、いろいろな教育関係者の方とお話をさせてもらう機会があるので、その時に“よく”感じることについて。
Findでは、少人数授業を実施していますし、学習指導要領に準じてはいるものの、学問に関してあれをしてはいけない、これをしてはいけない、という発想には至らないのですが、公的機関であると、少しズレるようなことには、敏感になっているのかなという印象を受けます。
全体に向けた授業を行う中で、難しい面もあるのでしょうが、課題の目標設定をそれぞれで調整することはダメなのでしょうか。
みんなが同じレベルまでの到達を目指す方針があるのは分かりますが、これまでの教育史から、誰もが同じレベルの学力を手にしたことはありませんし、教科ごとの得意不得意があるのは当然だと思うのですが。
(とりあえず義務教育を修了した人はそこまでの学問を身につけていると括っているのなら話は別ですが)
苦手な教科等を強引に押し上げるのは、子どもの意欲、自己肯定感を下げてしまうことに繋がりかねません。
(どうしても目標の大学がある場合はこの通りとは言えませんが、幾分じぶんの意思が乗っていない事には、どの児童生徒に対しても言える事なのではないかと思います。)
逆に、「支援が必要だから」という文言で、その子から目を逸らしすぎているケースも散見されます。
それはその子に配慮しているわけではなく、日々を浪費させているという感覚を覚えて欲しいものだなと。
何事も「塩梅」なんですよ。
少人数の授業しか実施していないので、あまり効力を持たない発言ですが、最近このように考えることが多く、少し残念な気持ちになってしまいます。
梅雨前の晴天で体を動かして、気分を切り替えていきたいですね。
塾長 森
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