こんにちは。
まさかの連日投稿です。
今日もしっかり目の雪が降っているわけですが、
『粉雪』はもう平成の彼方に置いてきたということでしょうか。(は?)
さて、さっそく『水平線』を気に入ってくださった方々が多くいらっしゃるようで何よりです。
昨日の授業では今週末から人生初の受験が始まる中学生たちに
『水平線』を聴かせてあげました。
受験生たちは、来塾時からかなりナイーブな状態になっていて、
“今まで勉強してこなかった自分を恨む”などとネガティヴの王道を突っ走ろうとしていました。
「だから言っただろ!!」「もう後悔しても遅い!!」「今から徹夜で勉強すればなんとかなる!!」なんていうのがテンプレートでしょうが、
僕は『水平線』を聴かせました。
それはそれで賭けでしたが、
これまで継続して道徳的授業を織り交ぜてきた彼らには効果抜群だったようです。
1番のサビと2番のサビが対句になっていることにも気づけていて文法力も確認できて尚良しでした。
僕が僕であるために
尾崎豊の名曲です。
自分というアイデンティティを守るために勝ち続けなきゃいけないという。
それももちろんそうなのですが、それだけでは打開できないのが人生ですよね。
もう少し肩肘張らずに行こうよといっているのが『水平線』ともいえるでしょうか。
昭和のバブルに向かっていく上昇機運の時期にこの歌を歌った尾崎豊、
令和の絶望の淵で『水平線』を歌うback number。
次世代育成をするものとして時代の流れはしっかり見極めていたいと思うわけです。
『水平線』はものすごい名曲ですが、まだ奥歯に何かが詰まっている感覚もあるのは事実です。
この違和感は次回、文豪中野さんに解説いただき、
是非とも詩を作っていただくことにしましょう。
塾長 森
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