好きなことをして生きていきたい
そんなことを言う子どももいます。
現実見ろというべきか、
夢を見ろと言うべきか、
教育をするすべての人が一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。
以前にもお話ししたかと思いますが、
これに対しては、
その子の性質的なものをいろいろ加味して、
どちらかに少しだけ寄ったアドバイスをすることにしています。
「夢見て突っ走ろうぜ!」とは言えないですね。
そうやって引っ張り上げた方が良いタイミングもあるかと思うので、
諸々の状況を加味して稀に言うこともあるかもしれませんが、
そういうタイプではないです。
で、今回何が言いたいかというと、
頭ごなしに、
「そんなのは一握りの人しかなれない」的なハナから否定するような発言をしてしまうことに対してです。
自分自身が昔、夢を追って叶えられなかった過去があったとしても、
子どもにそれを言ってしまうのは、
夢自体にも影響を与えるのはもちろん、
今後の選択の際に、縛りが発生しやすくなるでしょう。
あろうことか、
特にそのような経験もなく、
一般論を諭してしまうのは、
もってのほかではないでしょうか。
個性豊かで多くの可能性があり、
ユニークな発想を持った子どもたちのポジティブなエネルギーを損なうことのないよう関わっていきたいですよね。
ちなみに、僕の友人には、
学生時代に先生の反対を振り切って、
とある専門性の高い進路をとって、
ある年数はその業界で活躍していたのに、
突如として全く正反対とも言える職について活躍している友だちがいます。
その他にも枚挙にいとまがないほど、
特殊と言われる経歴の持ち主が僕の周りには溢れています。
過去には、レーサーの友だちがインスタライブに出てくれたこともありますが、
彼もなかなか面白い人です。
そういった仲間に囲まれているからこそ、
少しの可能性も無視することができないようになったのかもしれません。
強要したり、
無責任に放任するのではなく、
一人一人の可能性と真摯に向き合うことも重要ですね。
塾長 森
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