
こんにちは。
朝活に成功すると、気分が良いですね。
リラックスして体を動かしていると、
別にそんなこと考えていなかったのに色々浮かんできます。
これから自分の進路を考える上で、
「理系か文系か」で悩むことがあるのではないでしょうか。
いや、悩む間も無く決めてしまうかもしれません。
算数が好き=理系
国語が好き=文系
みたいな短絡的な選択が主流となっていますが、
果たして本当にそうでしょうか。
とはいえ、
僕も高校時代の文理選択のタイミングで、
数学苦手だし、
記憶科目の方が良いか〜
まあ先生になれたらなんでも良いし〜
みたいなテンションで決めてしまったのですが。
Find流?
ではどうやって文系理系の資質を見抜けば良いのか。
意外にも「国語」にあると考えます。
理系の人は国語の読解が苦手のイメージがあると思いますが、
なぜか評論系であれば解けるという人がいます。
ここに違和感を感じていて、
どうしてそうなんだろう?と考えながら朝活していると、
一つの仮説が浮かんできました。
字義的に解くか否か
字義的というのは、
言葉をそのまま受け取って理解するかどうか的な意味なのですが、
例えば、
“道草を食ってる”ときいて、
「草を食べたの?」と返すかどうかのようなことです。
Findでは、
しつこいぐらいにその子の意見を聞くような課題を提供していますが、
自分の考えを出すことに抵抗感があるのに、
国語の問題はよく解ける子がいます。
その理由は簡単で、
“本文にそう書いてあるから”なわけです。
その逆で自分の考えを出すことは得意だけど、
国語の問題になると、
点数が低くなる子もいます。
それはなぜか?
“書いてある以上のことを書いてしまうから”なんですね。
でも、
小説で作者の気持ちを聞かれたりすると、
後者のタイプの子の方がよく解けるわけです。
そういう点では英語は、
前者のタイプの方が得意かもしれませんが、
文法を記憶するという点では後者の方が良い点数が取れるかもしれないです。
つまり、
事実を事実として論理的に考える(比較的客観)=理系
知識を駆使しつつ気持ちを汲み取る(比較的主観)=文系
文字起こしすると、
納得しやすいかもしれませんね。
数学の文章問題がどうして理系は解けて、
文系にはよく分からないのかというと、
まず物語ではないから、
それから事実が大量に散りばめられていて、
どれが重要でどれが重要でないかを再構築する必要があるからでしょう。
文系的発想の人には、
情報過多になってしまって思考停止になってしまうのだと思われます。
自分で物語を書いたりSNSに何か投稿しようとした時に、
自分の書いている文章って、
主観が強いのか、事実ベースの客観的な文章になっているので、
思考回路に触れることができるかもしれませんね。
理系の漫才師が作るお笑いと、
文系の漫才師が作るお笑いでネタの路線が違うように。
なんてことを考えているみどりの日なのでした。
みどりの日なのにめちゃくちゃ草刈ってしまったな。
塾長 森
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