日記

自分を見つけられたのなら

自分を見つけられたのなら

こんにちは。

自己理解が進んでいる一方で、

“自分はこうでなくちゃいけない”

“これができない自分は意味がない”

モードに囚われてしまいそうな子たちも散見されます。

自分の好きなことでプレッシャーをかけるという意味である程度のメリットはありますが、

そのプレッシャーをかけることで、

余計に体が動かなくなってしまっているのなら、

もしかしたら間違った方向に進み出しているのかもしれません。

幼少期の行動

こうなった時に、

振り返るべきは原点。

僕は幼稚園や保育園の頃にどういった行動をしていたか。

特に、

選択パターンがどうだったか。

具体的には、

①衝動的に行動してみていた

②慎重で失敗を恐れて物陰に隠れていた

③家ではなんでもできるが、園では途端に何もしない

などなど、

自分の原点を理解してみることで、

さらに練度の高い自己理解に繋がるかもしれません。

最近自己理解が進んだけど、

最近の自分を理解しているだけかもしれません。

夏休みの時間が取れる間や、

お出かけに向かう道中など、

親子間で昔話をしてみても良いかもしれません。

些細なことでも

話が少しずれたので、

本筋に戻しますと、

自分のことを理解して、

自分を極める道は理解してきていても、

どこか物足りない。

何か拭えない。

そんな子たちは、

どんな些細なことでも良いので、

誰かに感謝される経験をしてみると良いでしょう。

それがボランティアなのか、

町内活動で張り切ってみることなのかは分かりませんが、

自分も社会を構成している一員なのだと感じられたらそれでOKです。

こんな経験って、

それが好きな子であればどんどんしていくかもしれませんが、

そうでもないとなかなか難しいことです。

だけど、

一歩踏み出してみると、

大きく世界が変わる魔法のような経験になるはずです。

家族の手伝いをしてみることもその一歩になるので、

是非とも実践してほしいですし、

いきなり対外試合が難しいのなら、

家の周りを散歩してみて、

毎日すれ違うご近所さんと挨拶を交わす。

そこから天気のことを話してみたり、

今日は何をする予定だと伝えてみたりして。

買い物に行った時にレジの人に、

絶対に「ありがとうございます」と言う。

外食に行ったら、

「ごちそうさまでした」と言ってみる。

もし中学生以上で、

一人で外食ができる環境なのなら、

チャレンジしてみると良いかもしれません。

こういった地道なことから気持ちは外向きになってくるはずです。

気づいた時には、

自己肯定感もさらに強固なものになっているでしょう。

猛暑に地震に台風と自然現象だけでも気が休まらない日々ですが、

せっかくの長期休暇、

これまでと一味違ったチャレンジをしてみると良いのではないでしょうか。

塾長 森

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