日記

見切り早すぎ?飽きっぽい?

見切り早すぎ?飽きっぽい?

こんにちは。

夏休みも佳境に入ってきており、

鈴鹿市は8月20日が登校日ということで、

今頃、冷や汗をかきながら宿題をしている子もいるのではないでしょうか。

もう完成したと高みの見物モードの子も、

お風呂に入って明日の準備をしようという段で、確認漏れしていた提出物に気づいて、

さっぱりしたのに大汗をかくなんてこともありますので、

どうせ汗をかくなら日中にということで、

この時間から明日の準備を終わらせておくことをオススメします。

最初の一回

Findは、15日から授業をしていたこともあり、

駆け込み宿題チェックに充てる生徒もたくさんいました。

その中で、

もうめちゃくちゃ追い込まれているのに、

頑なに“答えを見てはいけない”というルールを守る子たちの姿が目につきました。

その内訳は、

「お母さんに見てはダメと言われた」

「先生が自分で解いてきなさいと言っていた」など。

しかし、

難しい問題が出てくると、

泣きそうになったり、

イライラしてきたり。

そんなに苦しいのなら、

飛ばせば良いじゃないと言われても、

それは自分が許さない。

そうこうしている内に、

意欲が減退して諦めモードになる。

一見すると、

『勉強が苦手』『怒りやすい』『諦めやすい』などのレッテルがちらつきますが、

果たしてそうなのでしょうか?

ことの発端は、

基本的に真面目であることから始まっていますし、

誰かの指示で動こうというマインドになっていることにあります。

Findでは、

ここに着眼して、

この意識を変革させてあげたいという試みを地道にしています。

もちろん、

昨日今日で改善する考え方ではないので、

かなり長期的に練習する必要があります。

生徒たちには、

自分の考えをどんどん出す練習をしてもらっています。

代表的な取り組みである

「子ども哲学」はその最たる例です。

また、実は結構大事なのが、

こういった子たちは、

誰かの指示を真に受ける傾向が強い点です。

つまり

最初の一回がめちゃくちゃ大事なのです。

何のことかというと、

「答えを見ちゃダメ!」と伝えるその一回目です。

全場合を網羅して説明しておくことが望ましいでしょう。

例えば、

7月中は終わるまでは答えを見ない。

8月一週目はどうしても分からなくなったら1ページにつき3問だけ見ても良い、など。

ホワイトボードやスケッチブックに、

図示してあげると尚更理解しやすいでしょう。

あとは、暦の感覚です。

まだまだ日々の時間経過を掴めていない子が多く、

もうすぐ20日なの!?と

本当に新鮮に焦った表情を見せてくれます。

Switchやスマホやタブレットって日付出てくるよな?と思いながらも、

どうでも良いジャンルに分類されている暦は眼中にないということが検証されております。

ともかく、

明日に向けては、

間に合わないのなら間に合わなかったと、

どうやって先生に伝えるか考えるのも良しでしょう。

中学校になると提出物が評価の対象になってきますが、

小学校のうちは、

色々試せる期間でもあるのです。

絶望的な状況をどうやって打破するか考えてみるのも面白いかもしれません。

次の長期休みや、

中学のテスト勉強期間に向けて、

時間の使い方や、

どうすれば自分の身になる勉強方法が確立できるかを調整していけると良いですね。

保護者の皆様の伝え方も、

あれこれ試して調整していただけると良いかと思います。

塾長 森

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