
①
児童「これの問題って、〇〇を答えるんですか?」
先生「それを考えるのが問題だよ」
児童1「なんでそんなこと言うのさ」
児童2「こんなこと聞いて何になるんや」
児童3「これ作った人、めんどくさい事言うわ(誰が作ったか分かっていながら)」
児童4「そうですよね。頑張ります」
このどのパターンにも、
先生「よっしゃー!やってみよー!」と言ってみます。
すると、
児童1「そんなこと言ったって分からない」
児童2「えー!?!?もうええや。やらんむかつく」
児童3「今集中しているので、大声出さんといてください」
児童4「頑張るー!」
②
児童「ちょっと難しそうやけど、やってみる」
先生「お!すごい!かっこいいな〜苦手なのにやってるだけで素晴らしい!」
児童1「ありがとうございます」
児童2「うるさい。集中しているから」
児童3「でも、分からなくなったら聞いても良いですか?」
児童4「これぐらいできますよ」
③
児童「もう今日は勉強やりたくない」
先生「そうなの?疲れたの?」
児童「なんか疲れてるから」
先生「学校で何かしたの?」
児童1「〇〇をしたから疲れた」
児童2「教えたくない」
(児童2のパターンに対して)
先生「そうか。教えたくないことがあった気持ちも分かるけど、どういう系の話で、教えたくないかだけ教えてくれない?」「理由もなく、勉強をしなくて良いとは言えないからな〜」
児童2「そうですか。体育2限で疲れました」
児童3「なんでそんなこと言わなあかんの」
(児童3に対して)
先生「そっか〜理由ちょっと言ってくれたら、とりあえずスタンプはGETなんやけど、残念やな〜」
児童3「めんどくさいな〜言えばいいんやろ。友達と喧嘩した」
先生「よく言えた!困ったことあったら相談してよ!」
☆
上述したのは、
ほんの一例で、
日々いろんなパターンのやり取りが繰り広げられています。
グループで授業をしていると、
ここに子ども同士の展開も入ってきて、
より面白みが増します。
最近では、
高学年以上の子に対して、
塾長森に対してだけでなく、
日々の生活での態度を聞き取りして、
どうやって立ち振る舞う必要があるか、
場面ごとに状況判断ができているか。
また、毎日の保護者様とのやりとりなどを、
考え直すきっかけになるような働きかけもしています。
全体的に、
コミュニケーションが好きになってきてくれている傾向が強く、
いろんな話を聞けるので嬉しいです。
多分かなりの離れ業ですが、
もともと不登校の子たちと、
不登校の心境について客観的に考える時間も取れたりと、
ものすごい臨床の場となっている実感もあります。
教育を学びたい大学生がもしこのブログをご覧になっていたら、
ぜひご連絡いただければ、
面白い授業をお見せすることができますので、
ご遠慮なく連絡くださいね!
というのも、
最近ブログの訪問者数がさらに伸びているので、
皆様に感謝申し上げるともに、
少しでもFindの活動を面白いと感じてくださる教育療育関係者の方がいらっしゃれば、
いつでもお越しください。
塾というよりコント、
コントというより漫才な空間をお見せすることができるかもしれません。
塾長 森
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