日記

「なんで?」の意味とは

「なんで?」の意味とは

こんにちは。

雨で肌寒い土日を終え、

すっきりした秋晴れの月曜となりました。

運動会シーズンですが、

せっかくなら晴天の元で開催したいですよね。

もう1つのパターン

子どもたちが、

「なんで?」と聞いてくることってありますよね。

いろんなことに興味があって、

その多くが好奇心からくる発言かと思われます。

日常生活で気になったことがあったら

「なんで?」

こんなパターンが多いでしょう。

しかし、

Find生たちが年齢を重ねるにつれて、

違ったパターンの「なんで?」に遭遇することがありました。

それが、

勉強をしたくないと言うのに、

算数の問題を解く際に出てくる

「なんで?」

当初は、

好奇心パターンに当てはめて考えておりましたが、

「なんで?」にはもう1パターン存在しているのです。

全体像

算数や数学の問題って、

本質を考え出すと小中の問題でも、

学者レベルの域の話になってしまうことってあるんです。

算数や数学で「なんで?」と言う子たちは、

別にそんな域に到達したいわけではなくても、

物事の全体を知らない限りは、

一部だけで考えるということが苦手なのです。

当事者の話によると、

全体が見えてようやく、

『記憶や思考が作動する』

だそうです。

確かに言われてみれば、

見えていない部分を想像することが苦手なわけですから、

ましてや興味のない数式なんて、

余計に分かりづらいわけなんですね。

“このやり方さえマスターしておけば良いのに”なんて思ってしまいますが、

子どもたちに言わせると、

そういう次元の話ではないのです。

では、

算数や数学の本質を理解しない限りは、

習得できないのかというとそういうわけではなく、

中学校では、

「ここまで習うよ」「こういう考え方もあるんだよ」と、

周囲の情報を少し加えてあげると、

子どもの中での腑に落ち度は上がります。

「なんで?」と言われて、

大人が「なんで?」と聞き返してしまいたくなるようなこともあるかもしれませんが、

もう1つのパターンに対応していけると、

お互い見える世界が広がるかもしれませんね。

塾長 森

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