先日の「逆」の話とダブるかも知れませんが、
語らせてもらいます。
通塾してくれている子どもたちが
算数に対してとても意欲的になってきて
家でも学校でも一人でやっていけるようになったと嬉しいご報告が多数届きます。
特別何かしているわけではありませんが、
強いて言うなら声をかけすぎないようにしています。
これも前にブログにあげた「待つ力」に通ずるものがありますね。
静かに子どもが解く様子を見て
どこが詰まっているのかを解明します。
そしてやり方は大きく変更させません。
その子のスタイルの中で少しアドバイスを与えるだけです。
一度その子が解く姿を最後まで見届けることで、
私の中で予測していた詰まりポイントが
実は「そうじゃないかもしれない」ということにも気づけるのです。
この「そうじゃないかもしれない」を確認するためには
やはり子どものターンが終わるのを待つ必要があります。
これは問題を解く姿のみでなく
人間関係全てで応用が効きます。
予測を立てた上で答え合わせもしっかりするということでしょうか。
何事も決めつけてはいることは良くないですよね。
人が何を考えているか本当の意味で他人が理解できることなんて
ほんの一部に過ぎないのですから。
可能性は無限にあるということです。
さ、週末ですよ。
塾長 森
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