こんにちは。
毎晩毎晩、現実か夢なのか見分けがつかない夢を見る私が言うのもどうかと思いますが、
生きる上に置いて「メリハリ」はとっても大事ですよね。
これは子育てにおいても確実に大事だと言えるでしょう。
今は何をする時なのか、
さっきは君の番だったけど、
次は誰の番なのか。
こんな具合にメリハリをつけなきゃいけない場面は多いです。
この力を身につけようとSSTで場面指導をすることが考えられます。
その場面を想定してイメージトレーニングすることは幾分大切だと思います。
しかしながら、発達障害のあるお子さんに限らず、
多くの子どもは自分の経験していない出来事に対してイメージすることは苦手だと感じます。
それならどのような指導をしなければいけないか。
極論これは、日常で場面ごとに説明しなければなりません。
つまるところ子どもと同じ時間を過ごす大人が、
“いちいち”教えてあげなければなりません。
はっきり言ってとても労力がいることだと思います。
普段からどんなことでも声をかけてあげる。
決して大人目線の声かけではなく
(「○○せなあかんに決まっとるやろ!」等)
「こういう時はこうすれば良いんだよ」と解説してあげてください。
これの繰り返しで子どもは生きる力を身につけるのだと思います。
Findでは勉強中も必要以上に会話します。
それは子どもに自分の気持ちを言語化させることで、
自分を知っていく訓練になると信じるからです。
かしこまってSSTの時間として関わることはありませんが、
60分全てがSST含みなのです。
子どもに考えさせる。
特に心情を考えることが苦手な子どもは多いので、
自分が思っていることの程度を知っていく。
これがとても大切です。
これぐらいの気持ちの負のバイアスなら、
これぐらいならできると自分で知っていくのです。
それが大切。
私にとって子どもと関わる時間は常に心理戦と、
前にも似たようなことをお話ししましたが、
まさに何気無い関わりから最善を尽くしています。
日々の葛藤や激闘でお疲れのことと存じますが、
ぜひお子さんの気持ちを読んで、
そしてそれを子ども自身が気づけるような関わりを工夫してみてください。
久しぶりに教育的なブログになりました。
書き始めは題名だけ決めていて内容は決めていないんですけど、
案外出てくるもんですね。
それでは。
塾長 森
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