こんにちは、所長の森です。

今回は文字が書くことが苦手だった生徒の

成長事例についてお話ししたいと思います。

 

文字が覚えられない、正確に書くことができないという場合、

いきなり文字を書くことを習得させるのは難しいので

まずは様々な線を引いてみるという練習を行いました。

 

その後、１文字ごとにマスを設定し、

一画ごとに色分けをした練習帳を用いて文字を練習します。

 

すると、無秩序だった文字への意識が論理的に組み立てられたかのように

文字構造への理解が進みやすいということがわかりました。

 

このように、児童がイメージしやすい課題へと

行程を一つずつ噛み砕いてスモールステップで

「できる」を積み重ねることによって、

できない苦しさからくる拒絶感をなるべく減らして

少しずつできることを増やしていくことが大切だと実感しました。