日記

子どもも大人も哲学①ハーゲンダッツ編

子どもも大人も哲学①ハーゲンダッツ編

こんにちは。

連日の猛暑続きで皆さん体調はいかがでしょうか。

ふとアイス食べたいな〜と思った時に、

今回のブログが浮かんできました。

頑張ったからハーゲンダッツ

幼少期からそう教え込まれて育ってきたので、

未だに何もない時にハーゲンダッツを買うことにやや抵抗があります。

でもこれってどうなんだろうか〜ということです。

高価なものの有り難みとか、

ご褒美を設定することでモチベーションを上げる効果がある反面、

僕の場合かもしれませんが、

「特に何もしていない」基準が強固になってしまったり、

そもそもハーゲンダッツ=美味しいの暗示をかけてしまって、

実際、その他のアイスの方が好きかもしれないのに、

何かしたらハーゲンダッツに飛びつく安易な思考回路が育つのも考えものだなと。
(それがハーゲンダッツのブランディングともいえますが)

では、塾生たちにもそのようなマインドがあるのかというと、

あまりそういった意見は聞こえてきません。

そもそも物価高により、

アイス全体の価格が底上げされていて、

何が安いアイスの代表なのかも分からなくなってしまっているからかもしれませんが、

ハーゲンダッツ自体も値上げしているので、

そういった視点を持ち合わせて考えたことがないだけかもしれません。

ハーゲンダッツから学ぶ経済

結局、

ハーゲンダッツはじめ、

他商品と比較して高価格帯となっている商品についてですが、

幼児期から「これは高い!」と値段にフォーカスして却下するのは得策ではないでしょう。

というのも、

幼児期はそもそもお金の種類も知らないどころか、

価値については分かりづらいことが考えられるので、

ご家庭の事情などを鑑みて、

ハーゲンダッツ以外を是非とも選んで欲しいのなら、

ポップな雰囲気でそちらに誘導していくべきでしょう。

その理屈から言うと、

ハーゲンダッツは他と一線を画していると伝えるのは、

小学校高学年になってからがベストでしょう。

その頃には、

値段を見る力もついていますし、

自分で買い物をする機会も増えてくるでしょう。

知的好奇心が旺盛な子であれば自分で各商品ごとの値段の違いに気づくこともできるでしょう。

ただ逆に、

アイスといえば、

全部同じ値段と思っている子も実はたくさんいるのではないかとも推測しています。

興味がある分野であれば、

ずんずん進んでいくけれど、

興味から外れていたらいくら日常で馴染みがある風でも、

その子には馴染みないものなのです。

そういった場合には、

一緒にお買い物に行った際に、

いろんな商品をチェックして活きた学習をするのが良いでしょう。

アイスといえば、

ハーゲンダッツという家庭で自然に育ってきた子であれば、

その時に何か気づくことがあるかもしれないですし、

そうでない場合も、

社会を知る良いきっかけとなるでしょう。

あえてそういったことを教えられて育ってきた人、

そういったことには目を向けず(目を向ける必要がない?)育ってきた人、

様々な知り合いがいますが、

人間的深みで言うと、

そういったことにも精通している人の方がありますよね。

この先、社会に出てから生活していくのは、

紛れもなく自分自身(生徒たち)なので、

ご家庭で実用的な生きる力を意識して接してあげると良いのではなかろうかと思った昼下がりでした。

ブログを書く時間に充てたためアイスは食べず!

塾長 森

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